2018の成績

・2018年確定損益(税引前)Total:+1,734,048円
・運用年利回り(税引前):+25.75%

システムトレード2年目を辛うじて終えた。
成績は低迷の中で急上昇と急降下を繰り返すまったく安定感のない1年間であった。

1月に昨年1年分を上回る利益を上げたのも束の間、
2月の急落時に欠陥戦略で対応したために1月の利益がほぼ全て消失。
今までで最も激しい喪失感に苛まれ憂鬱で辛く苦しい経験をした。
そのような状況の中で迎えた3月に重複ポジションの連続ストップ高により
2月の損失を一時的にでも解消できたのは非常に幸運だったと言わざるを得ない。
この取引により気持ちがだいぶ楽になったと同時に、
トレード戦略の向上を実践しながらトレードそのものを継続するための
種銭と時間的猶予が与えられたと今になって思える。

3月後半以降は順張り戦略がほとんど機能しない難しい相場となった。
右肩下がりの成績に陥り損失を計上し続け、
8月には再び今期の利益が無くなるまでに至った。
逆境ではあったがその間は戦略の見直しや新しいアイデアも多く沸き、
結果的に戦略やトレードの考え方が以前よりも多様性を増した。
既存の戦略や追加戦略は8月末までに納得した形となって、
9月からはトレードのルーチンワークを刷新。
同月以降の順張り戦略の成績は僅かではあるが利益が生まれ、
10月の急落の場面においては、
2月の教訓で作った逆張り戦略が機能して大きく利益を計上した。

しかし12月の暴落時は戦略がまったく機能せず大きく損失を計上した。
2月の大損失の経験が活きて激しい喪失感に苛まれることは無かったが、
今後に向けての大きな課題を残した。

2018年は全体を通してマーケットに助けられたと同時に
課題を突き付けられて乗り越える試練が与えられた。
日経平均はアベノミクスが始まった2012年以降では初の年間下落となり、
ボラティリティも大きな相場であった。

2019年は大陰線の年になるとの指摘もあり、
逆張りが苦手な身としては試練が続く年になると思われるが、
マーケットから与えられた課題やメッセージに対して真摯に対応してゆきたい。


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