・運用年利回り（税引前）：-2.49%
辛く苦しい3年目のシステムトレードを終えた。
成績はマイナスで推移し地獄の中でずっと足掻いた1年間であった。
2018年12月の市場暴落を受け、
それに対応出来ず不備な戦略を抱えて迎えた1月はその敗戦処理で始まった。
そこから8月初旬までは茨の道だった。
1月の早い時点で、順張り、逆張り、デイ、スイング、ロング、ショートの戦略配分が
目標としていた理想とするバランスとなったが、
各戦略の荒が目立ち、成績はまったく安定しなかった。
今年の合計確定損益で最高だったのは3月20日の56,291円。
プラスを維持できたのはそこから3月25日までの僅か3日間だけで、
その後は損失確定が続いて徐々に沈み、
7月は坂道を転げ落ちるような勢い損失が嵩んだ。
特に大損失を招いたのが逆張り売りで、
リスクを実力以上に過大に取る姿勢が裏目に出て、
我慢に我慢を重ねて損失トレードを繰り返したために
損失額は容易に取り返すことの出来ない金額にまで膨れ上がり、
8月5日までの合計確定損益は265万円の赤字となっていた。
風向きが変わったのは8月中旬以降で、
まず大損失を招いた逆張り売り戦略の大きな改造を行った。
また、これまで損失を招いた様々な要因の改善を図り、
9月～10月に順張り買い戦略の改良、
11月に押し目買い戦略の追加と逆張り売り戦略の追加と改良、
12月に順張り買い戦略の追加等を行うなどして、
どうにか成績が安定した。
今年の大きな敗因は、にわか仕込みの戦略を過大評価して使用し、
リスクを実力以上に過大に取って損失を我慢し続けたことである。
苦悩が多くて辛い日々を過ごしたが、
失敗と損失を重ねて気持ちが落ち込んでも
トレード毎の記録と評価は怠ることなく続け後の改善に繋げた。
精神面においても以前より少しは強くなったかもしれず、
その後のトレードに役立つものも多く得られたので、
損失を重ねた分以上のものが得られたと考えたい。
ブログの更新も長く途絶え、
今後の更新ペースは模索中であるものの、
2020年はまずは少なくとも安定した成績が残せるようにトレードをして行きたい。
